3Dシミュレータが作れるシステムだれでも
シミュレータ

「Webシミュレータを作りたいけれど、すでに社内で使っているCADデータは利用できるのだろうか?」
これは、3Dシミュレータを検討するときによく出てくる疑問です。

家具や住宅設備、建材、什器、製品などをCADで設計している会社では、すでに大量の3Dデータを持っています。新しくWeb用の3Dモデルを一から作り直すのではなく、今あるデータをWeb上で表示し、色や素材、パーツなどを選びながら商品を確認できるようになれば、設計のために作っていた3Dデータを、そのまま営業や販売のためにも活用できます。

「だれでもシミュレータ」では、Webで扱いやすい3Dデータを利用して、商品を選んだり組み合わせたりできるシミュレータを構築できます。

さらに、標準的な形式への変換が難しい場合や、現在利用しているCADデータをできるだけそのまま活用したい場合には、使用しているデータ形式や運用方法に合わせたカスタマイズにも対応しています。

つまり、重要なのは「Web用の3Dデータを持っているか」ではありません。
今ある3Dデータを、Web上でどのように使いたいか。
そこから考えることで、現在の設計データを新しい営業ツールへ変えていくことができます。

CADで作った商品を、そのままWebシミュレータへ

たとえば、家具メーカーがCADでテーブルやチェア、収納家具などの商品を設計しているとします。

これまでCADデータは、設計や製造のために使うものでした。営業担当が商品を提案するときにはカタログや画像を使い、色違いやサイズ違いを説明するために、必要に応じて画像を用意するという流れだったかもしれません。

ここにWebシミュレータを組み合わせると、商品を見るための方法が変わります。

Webページを開くと3Dの商品が表示され、画面上で色や素材を選ぶと、その場で見た目が変わります。脚の形を変えたり、天板の素材を変更したり、複数の商品を組み合わせたりしながら、「自分ならどの商品を選ぶか」を実際に確認できます。

さらに、選んだ内容を保存したり、見積もりにつなげたり、営業担当に共有したりすることもできます。
つまり、CADで作った「設計のための3Dデータ」が、Web上では「商品を選ぶための3Dデータ」に変わります。
この変化が、3Dシミュレータの面白いところです。

➡︎【CADから3Dシミュレータを作る方法はこちら

「うちのCADデータは、そのまま使える?」

ここで気になるのが、現在利用しているCADデータをそのままWebで使えるのかという点です。
たとえば、RhinoやSketchUpなどで商品を作っている場合でも、Webシミュレータに利用できる可能性があります。
ただし、単純に「このファイル形式なら使える」という話だけではありません。

CADデータには、商品の形状だけでなく、パーツの構成やマテリアル、テクスチャ、位置関係など、さまざまな情報が含まれています。Webシミュレータで何をしたいのかによって、必要になるデータの持ち方も変わってきます。

たとえば、完成した家具を3Dで表示するだけなら、ひとつの3DモデルとしてWebに読み込めれば十分です。

しかし、「脚だけ交換したい」「天板の色を変えたい」「扉の種類を選びたい」というシミュレータを作るのであれば、どの部分を切り替えるのかが分かる状態でデータを用意する必要があります。
同じCADデータでも、「見せる」のか「選ばせる」のかによって、Webシミュレータへの変換方法は変わります。
だからこそ、ファイル形式だけを見て判断するのではなく、実際のデータとシミュレータで実現したいことを合わせて考えることが重要です。

Webで使いやすい3Dデータに変換する

一般的には、CADで作成したデータをWebで扱いやすい形式へ変換してから、シミュレータに利用します。
Blenderなどの3Dソフトを使ってデータを整理し、必要なパーツを分けたり、マテリアルを設定したり、Webで動かしやすいサイズに最適化したりする方法もあります。

たとえば、

CADで商品を設計する

BlenderでWeb用の3Dモデルを整える

Webシミュレータに登録する

色・素材・パーツなどを選択できるようにする

という流れです。
この方法なら、設計データをそのまま使うだけでは難しい「Webでの見せ方」まで含めて3Dモデルを作り込むことができます。

そして、ここで作った3Dモデルは、シミュレータのためだけのものではありません。Webサイトの商品紹介や3Dカタログ、ARなど、別の用途へ広げていくこともできます。
一度Webで活用できる3Dデータを作れば、商品の見せ方そのものを増やしていけるというわけです。

変換せず、今のCADデータを活用したい場合

とはいえ、すべての会社が「CADから別の形式へ変換して運用したい」と考えるわけではありません。
社内ですでに決まったCAD環境があり、そこで大量の商品データを管理している場合、Webシミュレータのためだけにデータを作り直すのは大きな負担になります。

「新商品が追加されるたびにWeb用データを作りたいわけではない」
「現在のCADから出力されるデータを、そのままWebシミュレータ側で利用したい」
「社内で使っているデータの仕組みを変えずに、Web側だけを追加したい」

こうしたケースでは、現在のデータ形式や運用方法に合わせて、シミュレータ側をカスタマイズする方法があります。
「だれでもシミュレータ」では、標準的な3Dデータ形式を利用するだけでなく、使用しているデータ形式や運用方法に合わせたカスタマイズにも対応しています。

そのため、「OBJやglTFに変換してください」と最初からデータ形式を決めるのではなく、まず現在どのようなデータを使っているのかを確認し、Webシミュレータでどこまで活用したいのかを整理するところから始められます。

ファイル形式よりも、「何を実現したいか」が大切です

3Dデータについて調べていると、「OBJなら使える?」「glTFならどう?」「3DMは対応できる?」というように、どうしてもファイル形式が気になります。
もちろん、Webで3Dを扱う以上、ファイル形式は重要です。
ただ、シミュレータを作るうえでは、それ以上に大切なことがあります。

たとえば、「商品の色を変更したい」のか、「複数の商品を組み合わせたい」のか、「サイズを変更したい」のか、「選んだ内容から見積もりを作りたい」のかによって、必要なデータ構造もシステムの作り方も変わります。

そのため、「この形式にすればシミュレータが作れる」と考えるより、
「この商品をWeb上でどう選べるようにしたいか」から考えた方が、実際に使えるシミュレータに近づきます。

たとえば、住宅設備ならキッチンの扉や天板を選びながら完成イメージを確認する。家具なら素材やサイズを変えながら商品を比較する。パーティションならパネルやカラーを組み合わせながら空間に配置する。

このように、商品の選び方が決まれば、それに合わせて3Dデータの持ち方やシミュレータの仕組みを考えることができます。

CADデータが「営業の道具」に変わる

CADデータをWebで使えるようにするメリットは、単に「ブラウザで3Dが見られるようになる」ことではありません。
設計のために作られていた3Dデータを、営業担当が商品を説明するために使えるようになり、お客様自身が商品を選ぶためにも使えるようになります。

営業担当がノートPCやタブレットで商品を見せながら、その場で仕様を変更する。
ショールームでお客様自身が色や素材を選び、完成イメージを確認する。
Webサイトで商品を組み合わせ、そのまま問い合わせや見積もりへ進む。
ECサイトで商品を選択し、構成された内容を注文につなげる。

こうして考えると、これまで「設計部門の中にあった3Dデータ」が、営業、ショールーム、Webサイト、ECへと広がっていきます。
3Dデータを作ることが目的なのではなく、すでに持っている3Dデータを、商品の選択や提案に使えるようにする。
そこにWebシミュレータの価値があります。

「うちのデータでもできる?」から始められます

「だれでもシミュレータ」を使ってみたいけれど、自社で使っているCADデータが対応しているのか分からない。
そんな場合は、まず現在のデータについてご相談ください。

使用しているCADソフトやデータ形式、商品の構成、現在の運用方法、そして「Web上で何を選べるようにしたいのか」を確認することで、どのような方法でシミュレータにできるかを整理できます。
すでにWeb用に変換された3Dデータがなくても構いません。

「今あるCADデータを、Webシミュレータに活用できないか?」

というところから、一緒に考えることができます。
自社の商品データをWebで使えるようになると、これまで作ってきた3Dデータの使い道が一気に広がります。

設計のために作った3Dを、営業へ。
営業で使っていた3Dを、Webへ。
Webで選ばれた商品を、見積もりや注文へ。

そんなふうに、3Dデータを「作って終わり」ではなく、商品の販売や提案につながる資産として活用してみませんか?

関連記事

➡︎【CADから3Dシミュレータを作る方法

➡︎【Blenderで作った3DモデルをWebシミュレータに活用する方法

➡︎【Web上で選んだ3Dデータを、BlenderやCADなどで再利用する方法

自社のCADデータでWebシミュレータを作りたい方へ

現在使っているCADデータがWebシミュレータに利用できるのか、どのように変換すればよいのか、現在のデータ形式のまま利用できるのか。
実際のデータと、実現したいシミュレーション内容を確認しながらご案内します。

「このCADデータをWebで使えるようにしたい」という段階でも構いません。
まずは現在の3Dデータについてご相談ください。

➡︎【お問い合わせはこちらから

ランキング

機能アップデート

もっと見る

3D見積もりシミュレーターの作り方

もっと見る

おすすめの使い方

もっと見る

TOPへ戻る