3Dシミュレーターの作り方:実際、いくらかかる?3Dシミュレーターの費用を「何を実現するか」で決める
2026.09.18
「3Dシミュレーターを導入すると、いくらくらいかかるのか?」
お問い合わせをいただいたとき、よく聞かれる質問です。
3Dシミュレーターというと、専用のシステムを一から開発するため、高額なシステム開発費が必要になるイメージがあるかもしれません。
だれでもシミュレータの場合、シミュレーターの基本的な機能はすでにシステムに実装されています。
そのため、商品ごとにゼロから機能を開発するのではなく、必要なデータ量や商品数に応じてプランを選び、そこに必要な準備や登録のための費用を加えるという考え方になります。
では、実際には何に費用がかかるのでしょうか。
まず必要になるのは、だれでもシミュレータのシステム利用料です
だれでもシミュレータを利用するためには、まずシステム利用料が必要です。
料金は、登録する商品数やデータ量など、利用規模に応じて選べるようになっています。
ここには、3Dシミュレーターとして必要になる基本的な機能が含まれています。
3Dモデルを表示するだけでなく、商品に合わせたシミュレーション、画像保存、AR、見積や問い合わせへの連携、ECとの連携など、だれでもシミュレータが提供している機能を利用できます。
そのため、「カラーを変えたい」「パーツを組み合わせたい」といった機能が必要になるたびに、個別の機能開発費が発生するという考え方ではありません。
必要な機能がすでに用意されていることを前提に、利用する商品数やデータ量に応じてプランを選ぶ。
これが、だれでもシミュレータの基本的な料金の考え方です。
3Dデータを自分で用意できるなら、必要なのはシステム利用料だけ
もっともシンプルなのは、シミュレーターで使用する3Dデータを自社で用意できる場合です。
すでにWebで利用できる状態の3Dデータがあり、商品情報やカラー、素材などの必要なデータも自社で準備できるのであれば、だれでもシミュレータのシステムに登録して利用を開始できます。
この場合、3Dモデルを新たにつくる費用や、データを加工するための費用は必要ありません。
つまり、自社で3Dデータを準備できるのであれば、基本的にはシステム利用料が中心になります。
3Dデータを持っている企業にとっては、ここが大きなポイントです。
すでに商品開発や設計の中で3Dデータを作成しているのであれば、そのデータをWeb上の商品体験に活用できる可能性があります。
3Dデータはあるけれど、そのままWebでは使えない場合
一方で、「3Dデータは持っているけれど、そのままではWebで使えない」というケースもあります。
製品開発や設計で使用している3Dデータは、必ずしもWeb表示を前提につくられているわけではありません。
データが重すぎたり、構造が複雑だったり、WebGLで扱いやすい形式になっていなかったりすると、そのままシミュレーターに登録することが難しい場合があります。
この場合は、3DデータをWebで扱いやすい状態にするための最適化作業が必要になります。
つまり、
3Dデータがある=そのまま使える
とは限りません。
持っている3Dデータを確認し、どの程度の加工や最適化が必要なのかによって、準備にかかる費用が変わります。
ここは、実際のデータを見なければ判断できない部分です。
「3Dデータはあります」とご相談いただいた場合も、まずデータの種類や容量、構造などを確認してから、必要な作業を判断します。
3Dデータ自体がない場合は、3Dモデルの制作費が必要です
もちろん、3Dデータを持っていない場合もあります。
商品の写真や図面はあるけれど、Webで使える3Dモデルがないというケースです。
この場合は、シミュレーターの利用料とは別に、3Dモデルを制作するための費用が必要になります。
制作する商品の数が増えれば、それだけ制作するモデルも増えますし、商品の形状が複雑になれば、1商品あたりの制作工数も変わります。
さらに、シミュレーターの中でカラーや素材を切り替える場合には、単に商品の形を3Dにするだけではなく、シミュレーションで利用できるようにデータを整える必要があります。
そのため、3Dデータがない場合の費用は、「3Dシミュレーターの料金」ではなく、シミュレーターで使うための3Dデータを用意するための費用として考える必要があります。
商品登録を自社で行うか、外部に任せるかでも変わります
3Dデータを準備できたとしても、商品数が多くなれば、登録作業にも工数がかかります。
例えば、100商品を登録する場合と、5商品を登録する場合では、必要な作業量は当然変わります。
商品名や価格、カラー、素材、パーツなどの商品情報を整理し、3Dデータと紐付け、実際のシミュレーター上で表示や組み合わせを確認する必要があります。
この作業を自社で行うのであれば、外部への作業費は必要ありません。
一方で、商品数が多く、自社で登録する時間を確保できない場合や、担当者にシステム作業を任せることが難しい場合には、商品登録そのものを外部に依頼することもできます。
だれでもシミュレータでは、こうした登録作業まで含めて相談することができます。
「シミュレーターをつくる」だけでなく、運用まで考える場合
ここからは、システム利用料や3Dデータ制作費とは少し性質が変わります。
実際に商品をシミュレーターで販売・提案していく場合には、「シミュレーターをつくって終わり」ではなく、その後どう運用するのかを考えておく必要があります。
新商品が追加されたら誰が登録するのか。
商品の価格や仕様が変わったら誰が更新するのか。
3Dデータは誰が準備するのか。
問い合わせが入った後は、誰がその内容を確認するのか。
ECと連携するのであれば、注文後の業務まで含めてどのようにつなげるのか。
このあたりまで考え始めると、単純なシステム利用ではなく、商品をWebでどう見せ、どう選んでもらい、どう注文や問い合わせにつなげるかという企画や運用設計が必要になります。
その場合は、シミュレーターそのものの費用だけでなく、最初の企画や設計に必要な費用も見込む必要があります。
費用を決めるのは「3Dシミュレーター」だけではありません
3Dシミュレーターの導入費用を考えるとき、つい「システムはいくらなのか」という一点だけを見てしまいがちです。
しかし実際には、システムを利用するために必要なデータがすでに揃っているのか、それともこれから用意する必要があるのかによって、必要な工数は大きく変わります。
3DデータがWebで利用できる状態になっていて、商品登録も自社で行えるのであれば、システム利用料を中心に導入できます。
3Dデータはあるものの最適化が必要なら、そのための作業費が加わります。
3Dデータそのものがなければ、3Dモデルの制作費が必要になります。
さらに、商品登録を外部に任せるのであれば登録作業費が、シミュレーターを使った販売や営業の仕組みまで一緒に考えるのであれば、企画や運用設計の費用が必要になることがあります。
つまり、「3Dシミュレーターはいくらですか?」という質問だけでは、実際に必要な費用までは決まりません。
何を自社で用意でき、何を外部に任せるのか。
そして、どこまでをシステム導入の範囲とし、どこからを運用まで含めた取り組みにするのか。
そこを整理することで、必要な費用が見えてきます。
だれでもシミュレータでは、まず「何があるか」から考えます
だれでもシミュレータへのご相談では、最初から「この金額です」と決めるのではなく、まず現在どのようなデータを持っているのか、何商品を扱うのか、どこまで自社で作業できるのかを確認します。
3Dデータがあるのか。
そのデータはWebで使える状態なのか。
商品情報は整理されているのか。
何商品を登録するのか。
登録や更新は誰が担当するのか。
そして、シミュレーターを使って最終的に何を実現したいのか。
これらが分かれば、システム利用料以外に必要となる作業を具体的に整理できます。
「3Dシミュレーターを導入する」ということは、システムを契約することだけではありません。
商品を3Dで見せるためのデータを用意し、商品を登録し、必要であれば運用の仕組みまで整えることです。
だれでもシミュレータは、その中で必要なシステム機能をすでに用意しています。
だからこそ、毎回ゼロからシステムを開発するのではなく、「何を準備すれば、この商品をシミュレーターとして動かせるのか」を考えるところから始めることができます。
費用を抑える方法も、必要なところにしっかり費用をかける方法も、現在持っているデータや社内の体制によって変わります。
まずは「3Dデータがある」「3Dデータはない」「商品登録は自社でできる」といった現在の状況を整理するところから始めてみてください。
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利用料金だけでなく、3Dデータの準備や商品登録など、導入時に必要になることも含めて費用を考えることができます。
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