3Dシミュレーターの作り方:作ったあと運用できる?3Dシミュレーターを「使い続ける」ための仕組み
2026.09.18
3Dシミュレーターを導入するとき、最初に気になるのは「どうやって作るか」かもしれません。
しかし、商品を追加したり、価格や仕様を変更したりしながら長く使っていくのであれば、作ることと同じくらい、作ったあとにどう運用するかが重要になります。
せっかくシミュレーターを導入しても、新商品が出るたびに制作会社へ依頼しなければ更新できないのであれば、商品を増やしていくことが難しくなります。
だれでもシミュレータは、最初につくったシミュレーターをそのまま使い続けるだけではなく、商品やデータを更新しながら運用していくことを前提にしています。
新商品が出たら、シミュレーターにも追加したい
商品を扱う企業では、導入した時点ですべての商品が揃っているとは限りません。
新商品が発売されたり、新しいカラーが追加されたり、既存商品の仕様が変更されたりすることがあります。
Webサイトの商品ページなら、担当者が管理画面から情報を更新できるのに、シミュレーターだけ毎回外部に依頼しなければならないとなると、運用の負担が大きくなります。
だれでもシミュレータでは、商品やシミュレーションに必要なデータを管理し、更新していくための仕組みを用意しています。
商品を追加するときも、毎回システムそのものを作り直すのではありません。
システムはそのまま使いながら、中の商品を増やしていく。
この考え方が、長く使ううえでは重要になります。
「商品を増やす」と「システムを作る」は別の話です
ここは、3Dシミュレーターを初めて導入する企業ほど分かりにくいところかもしれません。
例えば、最初に10商品を登録してシミュレーターを公開したとします。
その後、20商品、30商品と商品を増やしたくなったとき、商品が増えるたびにシステム開発が必要になるのであれば、運用は大変です。
だれでもシミュレータでは、基本的なシステム機能はすでに用意されています。
そのため、商品を追加するときに考えるのは、「新しいシステムを開発すること」ではなく、その商品に必要な3Dデータや商品情報を準備し、登録することです。
もちろん、商品の仕様によって登録に必要なデータや作業量は変わります。
それでも、商品が増えるたびにシステムそのものを作り直すという考え方ではありません。
価格や商品情報の変更にも対応する
運用では、商品追加だけでなく、既存商品の変更も発生します。
価格が変わることもあれば、カラーが追加されることもあります。
販売を終了する商品が出ることもあります。
こうした変更をその都度、制作会社への開発依頼として扱うのではなく、日々のWeb運用の一部として扱えるようにしておくことが大切です。
シミュレーターを「一度つくって終わりのコンテンツ」ではなく、商品情報を掲載し続けるWebシステムとして考えると、必要な運用も見えてきます。
誰が更新するのかを、最初に決めておく
もう一つ大切なのが、運用担当者です。
シミュレーターを導入したものの、「結局、誰が商品を登録するのか」が決まっていなければ、商品を追加したくても止まってしまいます。
Web担当者が行うのか。
商品担当者が行うのか。
営業担当者が行うのか。
あるいは、登録作業そのものを外部に任せるのか。
正解は企業によって違います。
商品数が少なく、更新頻度も低ければ、自社の担当者が必要なときに更新する方法でも十分かもしれません。
一方で、新商品が頻繁に追加される企業や、多数の商品を扱う企業では、登録作業を外部に任せるほうが運用しやすい場合もあります。
重要なのは、シミュレーターを公開する前に「誰が、いつ、何を更新するのか」を決めておくことです。
3Dデータも「一度作ったら終わり」ではありません
3Dシミュレーターでは、商品情報だけでなく3Dデータも運用の対象になります。
新商品が発売されれば、新しい3Dモデルが必要になります。
既存商品の形状が変われば、モデルの更新が必要になることもあります。
カラーや素材が変われば、それに合わせてシミュレーション用のデータを準備する必要があります。
そのため、導入時に「今ある商品を3Dにする」だけでなく、これから追加される商品をどうやって3D化していくのかまで考えておくと、後の運用がスムーズになります。
自社で3Dデータを作れるのであれば、そのデータを活用できます。
3Dデータの制作や最適化を外部に依頼する場合は、新商品が出たときにも同じ流れで依頼できるようにしておくとよいでしょう。
「更新できる」ことと「更新しやすい」ことは違います
管理画面が用意されていれば、それだけで運用が簡単になるわけではありません。
商品数が多ければ、登録するデータも増えます。
複数の商品を同じルールで登録する必要があれば、登録方法を決めておく必要があります。
さらに、商品情報と3Dデータの対応関係が分からなくなると、更新するときに確認作業が増えてしまいます。
そのため、導入時には「更新できるか」だけではなく、**「誰が更新しても迷わない状態をつくれるか」**まで考えておくことが重要です。
商品情報の持ち方や登録ルールを整理し、必要に応じて登録作業を外部に任せる。
そうすることで、シミュレーターを特別なシステムではなく、普段のWeb運用の一部として扱いやすくなります。
運用を考えると、導入時に決めることも変わります
「まずシミュレーターを作って、運用はあとで考える」という進め方もできます。
しかし、長く使うことを考えるのであれば、最初の段階から運用を想定しておいたほうがよいでしょう。
例えば、10商品だけで始めるのか、最初から100商品を登録するのか。
商品追加は年に数回なのか、毎月発生するのか。
3Dデータは社内で用意するのか、外部に依頼するのか。
商品登録を自社で行うのか、外部に任せるのか。
こうした違いによって、必要な準備や運用方法は変わります。
シミュレーターそのものを作ることだけを考えるのではなく、公開した翌月、その半年後、その一年後にも使える状態をどうつくるかまで考えることが、継続して利用するためには重要です。
だれでもシミュレータなら、商品を増やしながら使い続けられます
だれでもシミュレータは、3Dシミュレーターを一度制作して納品するためのサービスではありません。
基本的なシステム機能はあらかじめ用意されているため、導入後は商品や3Dデータを追加しながら、シミュレーターを運用していくことができます。
商品数やデータ量に応じてプランを選び、必要な商品を登録していく。
新商品が出れば追加し、販売終了になれば整理する。
価格や仕様が変われば更新する。
必要に応じて、登録作業や3Dデータの制作・最適化を外部に任せる。
そうやって、商品が変化していくのに合わせてシミュレーターも更新していきます。
もちろん、すべての作業を自社で行う必要はありません。
「システムは自社で運用するけれど、3Dデータの制作だけ依頼したい」という使い方もあれば、「商品登録までまとめて任せたい」という使い方もあります。
さらに、シミュレーターを営業やECの仕組みの一部として使うのであれば、どのような業務につなげるかを最初から設計しておくこともできます。
3Dシミュレーターは、作って終わるものではありません。
商品が増え、仕様が変わり、販売方法が変わるのに合わせて、シミュレーターも変わっていく。
そのためには、システムだけでなく、データと運用の仕組みまで考えておくことが大切です。
だれでもシミュレータは、商品を「3Dにする」ためだけではなく、商品を3Dで見せ、選んでもらう仕組みを継続して運用するための基盤として利用できます。
関連記事
だれでもシミュレータの管理・更新機能を見る
商品や価格、組み合わせなどを継続して更新できる、だれでもシミュレータの運用機能をご確認いただけます。
ランキング
-
本当の「だれでも」シミュレータへ。3Dデータも知識もなくてもレイアウトシミュレーターが作れる
-
「競合に提案内容を知られたくない」。特定の顧客だけに3Dシミュレーターを限定公開して、商談の成約率を高める方法
-
家具配置シミュレーターが作れる。「間取り図画像」を使って3Dレイアウトしよう。
-
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの売上UP。シミュレーターから直接カートへ誘導する「相互リンク」の仕組み
-
家具の3Dオブジェクトの配置・追加・削除をもっとスムーズにする新機能を追加:アイテム追加編
-
3Dにする意味は?写真は「見る」だけ。3Dなら商品を「体験」してもらえる
-
3Dで何ができる?「見るだけの商品」を、「選べる・試せる商品」に変える
-
うちの商品でも作れる?シミュレータに向いてる商品・向かない商品
-
実際、いくらかかる?3Dシミュレーターの費用を「何を実現するか」で決める
-
作ったあと運用できる?3Dシミュレーターを「使い続ける」ための仕組み
実際、いくらかかる?3Dシミュレーターの費用を「何を実現するか」で決める
3Dシミュレーターの費用は、システムだけで決まるものではありません。3Dデータや商品登録、運用まで含めて考えることが大切です。
Blenderで3Dシミュレータを作る|その① Blenderってなに?
Blenderとは何か?から、3Dモデルを作って「だれでもシミュレータ」でWebシミュレータにする流れまで、基本を紹介します。