だれでも
シミュレータ

COLUMN

だれでもシミュレータ:コラム記事

HOW TO パーツ登録。objデータが取り込めない・表示されない時の対処方法。ケース:ライノセラス

ケース:ライノセラスから出力したobjファイルの場合。
ライノセラスから出力したobjファイル使用時、「だれでもシミュレータ」のステージで表示されない場合の対処法です。

ライノセラスから出力されたobjデータのままだと、「だれでもシミュレータ」で使用するにはスケールが極端に大きくなりすぎてしまっています。
また、UV(テクスチャがどう貼られるか)設定が無い可能性があります。

そこで、一度blenderに取り込んでスケールを合わせ、UV設定を行い再度objデータとして書き出し直し、「だれでもシミュレータ」の「3Dメッシュデータ」として取り込みます。

書き出したobjファイルをblenderにインポートし、
サイズをblender上の実寸に合わせ調整
UVを展開

を行う、その方法のご案内です。

その前に、「3Dメッシュデータ」「マテリアルデータ」「3Dオブジェクト」の作り方について知りたい方は以下動画をご覧ください。

3Dメッシュデータの作り方
マテリアルデータの作り方
3Dオブジェクトの作り方



【objファイルをインポート】

blenderを開き、「ファイル → インポート → Wavefront(.obj)」を選択、ライノセラスから書き出したobjモデルをインポートします。





【モデルのサイズをblender上の実寸に合わせ調整】

インポートしたモデルのサイズがblender上の実寸と異なり、実サイズの100倍のスケールになっていたので、「スケール」ツールでblender上の実寸に合わせて調整します。


サイズ調整と連動して、スケール値が極端に小さい値になってしまったので、コマンド+a(windowsの場合はctrl+a)キーで開くウィンドウから「適用 → スケール」でスケール値をxyz = 1.000にリセットします。






【モデルのUVを展開】
モデルを選択したまま、「編集モード」に変更し、ポリゴンを全て選択します。

uキーで開くウィンドウから「UVマッピング → スマートUV投影」を選び、UVを自動展開します。





【モデルのエクスポート】
モードを「オブジェクトモード」に戻し、「ファイル → エクスポート → wavefront(.obj)」でobjファイルを書き出します。


※書き出しの際、「選択物のみ」にチェックを入れ、選択したオブジェクト以外書き出されないようにします。

このような流れで再度obj化することで、ステージにも表示されます。

以上、ライノセラスから出力したobjデータが取り込めない・表示されない時の対処方法でした。

だれでもシミュレータでは、「お試しデータ変換」やデモ・レクチャーを無償で行っております。お気軽にお問い合わせ・お申し込みください。

お問い合わせはこちら

3Dコンフィギュレータ・AR/VRシミュレータが簡単に作れる!だれでもシミュレータ

おすすめの使い方

シミュレーターの作り方

機能アップデート

TOPへ戻る