おすすめの使い方:Sketchfabでは足りない?企業がWeb3Dを活用するときの6つのポイント
2026.01.28
Sketchfabは、3DモデルをWeb上で表示・共有できる便利なサービスです。
3Dモデルをアップロードすれば、ブラウザ上で回転させたり、拡大したりしながら見ることができます。Webサイトへの埋め込みにも対応しており、企業が3Dモデルを紹介する用途にも利用されています。
さらに現在のSketchfabには、表示内容のカスタマイズ、ホワイトラベル、Viewer API、3D Configurator、ARなど、企業利用を想定した機能も用意されています。
では、Sketchfabがあれば、企業のWeb3D活用はすべて解決するのでしょうか。
実際には、3Dモデルを「見る・見せる」ことと、3Dを使って「商品を選ぶ・組み合わせる・提案する・業務につなげる」ことには違いがあります。
例えば、
- 自社の商品に合わせたシミュレーションを作りたい
- 複数の商品やパーツを組み合わせたい
- 色や仕様を変更して完成イメージを確認したい
- 選択内容に応じて価格を表示したい
- 既存の業務や販売フローと連携したい
- 3Dを自社専用のWebシステムとして運用したい
といった場合には、3Dビューアだけではなく、その先の仕組みまで考える必要があります。
ここでは、Sketchfabを企業で利用するときに考えておきたい6つのポイントと、「だれでもシミュレータ」でできることを紹介します。
1.3Dビューアだけでは、自社の商品体験をすべて設計できない
Sketchfabは、3DモデルをWeb上で表示するためのサービスです。
見る人がモデルを回転させたり、拡大したり、さまざまな角度から確認したりできます。
また、有料プランではロゴや外部リンクを非表示にするなど、表示方法を自社サイトに合わせて調整することもできます。
そのため、「Sketchfabのロゴが出るから企業利用できない」という単純な話ではありません。
一方で、商品を紹介するWebサイトとして考えると、3Dモデルの表示だけではなく、
- 商品を選ぶ
- パーツを組み合わせる
- 色や仕様を変更する
- 商品によって表示内容を変える
- 選択した内容を保存する
といった、商品そのものに合わせた体験が必要になることがあります。
3Dモデルを「商品を選ぶ体験」に変える
「だれでもシミュレータ」は、3Dモデルを表示するだけではなく、商品やパーツの選択と3D表示を組み合わせたWebシミュレータを構築するための仕組みです。
例えば、
「本体を選ぶ」
↓
「カラーを選ぶ」
↓
「オプションを追加する」
↓
「完成イメージを3Dで確認する」
といった商品ごとのシミュレーションを作ることができます。
3Dモデルを見せるだけではなく、自社の商品に合わせて3Dを使うことができます。
2.3Dデータの管理方法は、自社の要件に合わせて考える必要がある
企業で3Dデータを利用する場合、単に「表示できるか」だけでなく、データをどのような環境で管理・運用するのかも重要です。
特に、
- 製品の3Dデータ
- 開発中の商品
- 未公開の商品情報
- 顧客向けの専用データ
などを扱う場合は、自社のセキュリティや情報管理のルールに合っているかを確認する必要があります。
Sketchfabを利用する場合も、サービスの利用規約やプライバシーポリシー、データの取り扱いを確認したうえで、自社の要件に合うか判断することが大切です。
3Dデータを使う仕組み全体を考える
「だれでもシミュレータ」では、3Dモデルを使ったWebシミュレータを構築します。
そのため、3Dモデルをどのように登録するか、誰が利用するのか、どこで公開するのかなど、実際の運用を含めて仕組みを考えることができます。
企業で3Dを利用する場合は、ビューアの機能だけではなく、自社の業務や運用に合った環境をどう作るかという視点も必要です。
3.自社サイトに表示することと、自社専用のシステムにすることは違う
Sketchfabの3Dモデルは、自社Webサイトに埋め込んで表示できます。
また、プランによってはホワイトラベルにも対応しているため、
「Sketchfabを使うと必ずSketchfabの画面になる」
というわけでもありません。
では、なぜ自社専用のWebシミュレータが必要になるのでしょうか。
違いは、3Dモデルを表示することではなく、その3Dを自社のWebサイトや業務の中でどう使うかにあります。
例えば、
「商品を選ぶ画面」
「仕様を変更する画面」
「価格を確認する画面」
「問い合わせにつなげる画面」
「営業担当者が商談で使う画面」
などを一つの流れとして設計したい場合があります。
3DをWebサイトの一部ではなく、Webシステムとして使う
「だれでもシミュレータ」では、3Dモデルを使ったWebシミュレータを構築できます。
既存のWebサイトに組み込むことも、シミュレータ専用のページとして利用することもできます。
重要なのは、
「3DモデルをWebサイトに表示する」
から、
「3Dを使って、自社の商品やサービスの体験を作る」
へと考え方を変えられることです。
4.価格計算や見積もりは、3D表示とは別に考える必要がある
SketchfabにはViewer APIがあり、3Dビューアを利用したインタラクティブなアプリケーションや商品コンフィギュレータを構築できます。
そのため、「Sketchfabでは3Dと価格計算を組み合わせられない」と単純に考えることはできません。
一方で、3D表示と価格計算は、それぞれ別の仕組みです。例えば、
「この商品を選ぶと10万円」
「このオプションを追加すると2万円」
「この組み合わせは選択できない」
「この仕様を選んだ場合はこちらの商品になる」
といった処理には、商品情報や価格、選択ルールなどを扱う仕組みが必要です。
3Dの選択と、その先の業務をつなげる
「だれでもシミュレータ」では、商品やパーツの選択と3D表示を組み合わせることができます。
例えば、
商品を選ぶ
↓
仕様を選ぶ
↓
3Dで完成イメージを見る
↓
価格を確認する
↓
問い合わせ・見積もりにつなげる
といった流れです。
見積もりは「だれでもシミュレータ」の一つの利用方法であり、3D表示と商品情報を組み合わせて、自社の商品に合わせたWebシステムを作れることがポイントです。
5.3Dモデルの公開管理と、業務システムとしてのユーザー管理は別の問題
Sketchfabでは、モデルの公開範囲を管理する機能があります。そのため、「Sketchfabでは3Dモデルを非公開にできない」というわけではありません。一方で、企業の業務で利用する場合には、
「誰でも見られる3Dモデル」
と
「特定の顧客や営業担当者が利用するシミュレータ」
では、必要な仕組みが変わります。
例えば、
- 一般公開用
- 会員向け
- 営業担当者向け
- 商談中の顧客向け
- 特定の商品だけを表示する専用ページ
などです。
「誰に何を見せるか」まで含めて考える
「だれでもシミュレータ」では、用途に応じてWebシミュレータの構成を考えることができます。
一般のお客様が商品を選ぶためのシミュレータとして使うこともできます。
また、営業担当者が商談で利用するツールとして構築することもできます。
必要なアクセス管理や顧客管理などがある場合には、追加開発を含めて自社専用の仕組みにすることも可能です。
6.ARだけではなく、「ARまで含めた商品体験」を考える
SketchfabはARにも対応しており、対応するスマートフォンのブラウザから、アプリをインストールせずにAR表示できる機能があります。そのため、「SketchfabではARができない」ということでもありません。
では、ARを使えば商品体験が完成するのでしょうか。
例えば家具なら、
「商品を見る」
↓
「色を選ぶ」
↓
「サイズを選ぶ」
↓
「3Dで確認する」
↓
「自分の部屋にARで置いてみる」
という流れがあります。
この場合、ARは商品体験の一部分です。
重要なのは、ARそのものではなく、3D・商品選択・ARをどのようにつなげるかです。
3DシミュレータとARを組み合わせる
「だれでもシミュレータ」では、3DシミュレーションにARを組み合わせることができます。
例えば、
商品を選ぶ
↓
3Dで組み合わせを確認する
↓
完成した商品をARで表示する
という使い方です。
3Dモデルを見せるだけでなく、商品選択からARまで、一つの商品体験として設計することができます。
まとめ
Sketchfabは、3DモデルをWeb上で表示・共有するためのサービスです。
現在では、ホワイトラベル、Viewer API、3D Configurator、ARなど、企業が3Dを活用するための機能も用意されています。
そのため、「Sketchfabでは企業向けの3D活用ができない」ということではありません。
むしろSketchfabにも、3Dを企業活動に活用するためのさまざまな機能があります。一方で、
「自社の商品に合わせて3Dシミュレータを作りたい」
「3Dモデルを商品選択と組み合わせたい」
「営業や販売の仕組みとつなげたい」
「自社の業務に合わせてWebシステムを作りたい」
という段階になると、3Dビューアを利用することとは別に、自社専用の仕組みをどう作るかを考える必要があります。
Sketchfabを使い続ける方法もあります。
SketchfabのAPIを利用して開発する方法もあります。
そして、3Dシミュレータを作るための開発基盤を利用する方法もあります。
「だれでもシミュレータ」は、その選択肢の一つです。
Sketchfabの3Dモデルを、Webシミュレータに活用する
Sketchfabなどですでに3Dモデルをお持ちなら、そのデータを使ってWebシミュレータを作れる可能性があります。
「3Dモデルを見るだけでなく、商品選択やシミュレーションにも使いたい」
「今ある3Dデータを、Webでどう活用できるか知りたい」
という方は、まず「だれでもシミュレータ」のデモをご覧ください。
3Dシミュレータを試してみる
実際のシミュレータを操作しながら、商品選択や3D表示など、どのようなことができるのか確認できます。
→ だれでもシミュレータのデモを見る
3Dモデルを使ったシミュレータについて相談する
すでに3Dモデルをお持ちの場合は、そのデータをどのように活用できるか、具体的なご相談も可能です。
Sketchfabなどで利用している3Dモデルを含め、
- そのまま利用できるか
- どのようなシミュレータにできるか
- 追加でどのようなデータが必要か
- 自社で作るか、制作を依頼するか
といったところからご相談いただけます。
→ 3Dシミュレータについて相談する
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