だれでも
シミュレータ

昨今、3D制作業界では「パース1枚数万円」という相見積もりや価格競争が激化しています。レンダリング技術の普及により、静止画のクオリティだけで差別化を図ることが難しくなり、制作会社様が本来持つべき「技術の価値」が過小評価されやすい状況にあります。

しかし、クライアントであるメーカーや工務店が真に求めているのは「綺麗な絵」そのものではなく、「その3D資産をいかに活用して、成約率を上げ、営業工数を減らすか」という課題の解決です。

今回は、単なる静止画納品から「Webシミュレータ(コンフィギュレーター)」への提案にシフトすることで、プロジェクト全体の価値と制作単価を引き上げる戦略を解説します。

1. 「静止画」から「営業システム」へ。単価設定の考え方

「だれでもシミュレータ」をプラットフォームとして活用し、システム納品へと切り替えた場合の収益モデルの例を見てみましょう。

項目従来のパース制作(静止画)シミュレータ導入プラン
納品物静止画5カット3Dシミュレータ + AR表示 + 見積機能
想定プロジェクト単価25万円 (5万円 × 5枚)60万円 (3D制作30万 + 設定代行30万)
付加価値一時的な視覚資料24時間稼働するWeb営業ツール
継続収益0円 (納品して終了)月額保守・運用費 (ストック収益化)

静止画納品では「1枚いくら」の労働集約型から抜け出せませんが、シミュレータ化することで、御社のモデリング技術を「システム構築・データ最適化」という専門性の高いソリューションとして再定義し、適切な利益を確保できるようになります。

2. クライアントが「投資」として納得する理由

クライアントに高単価な提案を通すためには、彼らの「コスト削減額(ROI)」を提示することが効果的です。

カタログ・販促費の削減

毎年発生する紙カタログの改訂や印刷費用。Webシミュレータならデータの更新だけで完結し、年間100万円単位のコスト削減に寄与します。

営業工数の劇的な削減

営業マンが1件あたり2時間かけていた「仕様説明と見積作成」が、シミュレータにより顧客のセルフサービスに。年間1,000時間以上の削減(人件費換算で数百万円分)も現実的な数値です。

「綺麗な絵を作る費用」ではなく、「営業コストを削減する投資」として提案することで、予算の枠組み自体が変わります。

3. 私たちは、3D制作会社様の「開発部門」です

Webシミュレータの自社開発には、エンジニアの採用や、目まぐるしく変わるブラウザ・スマホOSへの対応など、莫大なリスクが伴います。

「だれでもシミュレータ」は、3D制作会社様と競合する存在ではありません。御社がクリエイティブに専念できるよう、システム維持やマルチデバイス対応をSaaSとして提供する、いわば「外部の開発パートナー」です。

まとめ:パートナーとして、3Dの価値を再定義する

3D制作技術という強力な武器を、単なる「絵」で終わらせるか、「ビジネスを動かすシステム」へと昇華させるか。

「自社で制作している3DモデルをWeb化すると、どれくらいの付加価値を生み出せるのか?」 貴社の強みを活かしたビジネス展開について、具体的な事例とともにサポートさせていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

[3D制作会社様向け・パートナーシップのご案内]
https://daredemo-3dsim.com/about/

[シミュレータの活用事例を見る]
https://daredemo-3dsim.com/tag/case-study/

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