シミュレーターの作り方:ライティング・テクスチャで出す立体感。Web3Dにおすすめの設定方法。
2023.01.24「だれでもシミュレータ」の現在のバージョンでは、シミュレータ、コンフィギュレータの3Dを高いクオリティで表現できる様に、Web3D制作の邪魔になる余計な要素を極力省いています。
ライトもその一つ。
商品・製品を3D表現するとき、余計なライトが余計なハイライトや陰影を出さない様にするため、ステージには陰影をつけるライトを含んでおりません。
ただ、このままでは立体感のない平面的な仕上がりのままになってしまいます。
そんな時、オブジェクトに陰影をつける方法は二つ。
①陰影付きのテクスチャを使う
3Dスキャンで生成したテクスチャや、ベイクレンダリングしたテクスチャを使用します。
これらは表面の素材感と共にハイライトや影などもテクスチャデータに含まれますので、ライトがなくても陰影のついた、立体感のある表示が可能です。
②ライトを追加する
Blenderを使用してライトオブジェクトを追加します。
Blender上でライトを設置し、dae形式で書き出し、だれでもシミュレータに「ライト」として追加します。
詳しくはだれでもシミュレータのマニュアル、
「アセット:ライト」「データの作り方」をご覧ください
尚、こちらのチュートリアルで使用しているソファはライトを追加せずにベイクテクスチャのみで立体感を出しています。
ライトを追加するとどうしてもその分、Web3Dの処理に負荷がかかってしまいます。Web3Dの処理を少しでも軽く、という場合は、極力ベイクマップ使用をお勧めします。
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