3Dシミュレーターの作り方:間取り図を使った3Dレイアウトシミュレーター。平面図を使って商品を配置する方法
2025.01.07
3Dレイアウトシミュレーターの基本機能や、実際の操作方法についてはこちらをご覧ください。
➡︎ 自由にオブジェクトを追加・移動!家具の3Dレイアウトシミュレータが作れる機能、リリース
平面図を使った3Dレイアウトシミュレーターを実際に試してみる
住宅設備・家具・店舗什器・展示ブースなどの商品を、実際の間取りや平面図の上に配置して確認できるレイアウトシミュレーター。
「商品を置いたら、どのくらいの大きさになるのか」
「この場所に商品を設置できるのか」
「複数の商品を組み合わせると、どのようなレイアウトになるのか」
こうした確認を、Web上で3Dの商品を配置しながら行うことができます。
平面図をそのままレイアウトの土台として利用できるため、部屋や店舗全体を最初から3Dモデルとして作る必要はありません。
平面図を使ったレイアウトシミュレーターの活用方法を、オンラインでご説明しています。
間取り図を3Dモデルにしなくても、レイアウトシミュレーターは作れる
「間取り図を3Dにして、その上で商品を配置したい」
レイアウトシミュレーターを検討するとき、このように考えることがあります。
しかし、目的が「部屋そのものを3Dで再現すること」ではなく、「商品を実際の空間に置いてサイズや配置を確認すること」であれば、必ずしも間取り全体を3Dモデルにする必要はありません。
平面図を画像として読み込み、実際の寸法に合わせた3D平面として配置します。
その上に家具や住宅設備、什器などの商品を3Dオブジェクトとして配置することで、Web上でレイアウトを確認できます。
つまり、
平面図を3Dモデルとして作り込むのではなく、平面図をレイアウトの土台として利用する。
という方法です。
この方法なら、既存の間取り図や平面図を利用しながら、商品だけを3D化してレイアウトシミュレーターを構築できます。
平面図を使うレイアウトシミュレーターのメリット
平面図をレイアウトの土台として利用することで、次のような使い方ができます。
既存の間取り図を利用できる
JPGやPNGなどの画像になっている間取り図や平面図を利用できます。
新たに部屋全体を3Dモデリングする必要がないため、すでに持っている図面を活用してレイアウトを試すことができます。
商品を実際のサイズで配置できる
家具や住宅設備などの商品を、実際の寸法に合わせて配置できます。
図面上では分かりにくかった商品の大きさや、周囲との位置関係を3D空間で確認できます。
商品の組み合わせを試せる
複数の商品を配置して、組み合わせを確認することもできます。
家具、キッチン、収納、店舗什器など、複数の商品を扱う場合にも利用できます。
レイアウトを変更して比較できる
商品の位置や向きを変更しながら、さまざまなレイアウトを試すことができます。
「こちらに置いた場合」と「こちらに置いた場合」を比較するといった使い方もできます。
「だれでもシミュレータ」で平面図を3Dレイアウトの土台にする
「だれでもシミュレータ」には、画像から3D平面を生成する機能があります。
間取り図や平面図の画像を読み込み、実際に使用するサイズを指定することで、3D空間の平面として利用できます。
その平面をステージに配置し、家具や住宅設備、什器などの商品を配置していきます。
つまり、
平面図を用意する
↓
3D平面として登録する
↓
ステージに配置する
↓
商品を配置する
という流れで、平面図を使ったレイアウトシミュレーターを構築できます。
3D平面を作る方法
「だれでもシミュレータ」では、画像を使って3D平面を作成できます。
まず、対象となるプロジェクトを開きます。
左メニューから「生成ツール」を選択します。
そこから間取り図や平面図などの画像データをアップロードします。
画像をアップロードすると、画像のピクセル数が「横幅」「縦幅」のフィールドにセットされます。

ここで、実際に使用したいサイズに合わせて数値を変更します。
縦横比率を維持したい場合は、「リンク」ボタンを使用できます。
サイズを設定したら「表示の更新」をクリックします。
設定したサイズと比率の3D平面がプレビューエリアに表示されます。
内容を確認し、「アセットに登録」をクリックすると、3D平面をシミュレーターで利用できるデータとして登録できます。
登録後は、名称やサムネイルを設定し、ステージに配置して使用します。
間取り図を実際のサイズに合わせる

平面図をレイアウトシミュレーターで利用する場合、重要になるのが「実際のサイズに合わせること」です。
例えば、長辺が14,630mmの平面図があるとします。
画像には図面の周囲に余白が含まれている場合があります。
その場合は、図面部分だけでなく余白を含めた画像全体のサイズを計算します。
例えば、このケースでは画像全体を19,363mm幅として3D平面を作成します。
そうすると、画像内の実際の図面部分を14,630mmとして配置できます。
このように、画像全体のサイズと図面内の実寸を合わせることで、実際の寸法に合わせたレイアウトが可能になります。
平面図をレイアウトシミュレーターに取り込む
3D平面を作成したら、シミュレーターのステージに配置します。
平面図をレイアウトの土台として使用し、その上に商品を配置していきます。
例えば、住宅設備であればキッチンや収納などを配置したり、家具であればテーブルやソファなどを配置したりできます。
店舗であれば、什器や商品陳列台を配置することもできます。
平面図そのものを立体化するのではなく、レイアウトの基準となる「床」として利用するイメージです。
3D空間で位置を調整する
ステージに配置した平面図は、3D空間上で位置やサイズを調整できます。
商品を配置する位置と図面上の位置を合わせることで、実際の空間を想定したレイアウトを作成できます。
レイアウトパターンを複数用意したい場合は、ステージを複製して、それぞれ異なるレイアウトを作ることもできます。
商品を配置してレイアウトを確認する
平面図を配置したら、その上に商品を配置します。
例えば家具であれば、
・ソファを配置する
・テーブルを配置する
・椅子を配置する
・商品の位置を変更する
・商品の向きを変更する
といった操作ができます。
住宅設備であれば、キッチンや収納などを配置して、商品の組み合わせを確認できます。
店舗や展示ブースであれば、什器や展示物を配置して、空間全体のレイアウトを確認できます。
平面図だけでは分かりにくい商品の大きさや位置関係を、3D空間で確認できることがポイントです。
レイアウトした状態を2D図面として確認する
「だれでもシミュレータ」には、3D空間を2D図面のように表示するための機能もあります。
ワイヤーフレーム表示やパースのオン・オフ、平面表示の向きの切り替えなどを利用することで、配置した商品の状態を平面図や立面図、アイソメ図などで確認できます。
3Dでレイアウトを検討した後、その状態を2Dの視点から確認するといった使い方もできます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「WebGLをワイヤーフレーム表示。CAD UIを使った平面図・立面図・アイソメ図の作り方」
どんな商品で利用できる?
平面図を使ったレイアウトシミュレーターは、さまざまな商品で利用できます。
家具
部屋の間取り図にソファ、テーブル、収納などを配置し、家具の組み合わせやサイズ感を確認できます。
住宅設備
キッチン、洗面台、収納、住宅設備などを配置し、設置位置や組み合わせを検討できます。
店舗什器
店舗の平面図に什器や商品陳列台などを配置し、店舗内のレイアウトを検討できます。
オフィス家具
オフィスの平面図にデスクやチェア、収納などを配置し、座席配置や動線を確認できます。
展示・ショールーム
展示会場やショールームの平面図に商品や展示物を配置し、展示レイアウトを検討できます。
重要なのは「部屋を3D化すること」ではない
レイアウトシミュレーターを作るとき、最初に考えるべきなのは「どこまで3D化するか」ではありません。重要なのは、
誰が、何を配置して、何を確認したいのか。
ということです。
例えば、
「家具を部屋に置いたときのサイズ感を確認したい」のであれば、部屋全体を精密な3Dモデルにする必要はありません。
「キッチンと収納の組み合わせを検討したい」のであれば、商品の3Dデータを用意し、平面図を土台として利用する方法があります。
「店舗什器を配置して、店舗ごとのレイアウトを作りたい」のであれば、店舗の平面図を使って商品を配置できるシステムにすることができます。
目的によって、必要な3Dデータやシステムの構成は変わります。
そのため、最初からすべてを3D化するのではなく、必要な部分からシミュレーターに組み込んでいくことも一つの方法です。
自社の商品を使ったレイアウトシミュレーターも作れます
「だれでもシミュレータ」では、家具や住宅設備、什器など、自社の商品を使った3Dレイアウトシミュレーターを構築できます。
まずは一般的なレイアウト機能を実際に試してみて、自社の商品や用途にどのように利用できるかを検討できます。
例えば、
「自社の家具を間取り図に配置したい」
「住宅設備を実際のサイズで組み合わせたい」
「店舗什器を店舗ごとに配置したい」
「展示ブースのレイアウトをWeb上で作りたい」
といった用途です。商品データや平面図の準備状況によって、必要な方法も変わります。
具体的な利用方法がまだ決まっていない場合でも、まずは現在お持ちの資料や商品データをもとにご相談いただけます。
まずは「だれでもシミュレータ」で試してみる
3Dレイアウトシミュレーターは、実際に操作してみると、必要な機能や使い方が見えてきます。
「この商品を配置できれば使えそう」
「間取り図の上で試せるようにしたい」
「商品のサイズを変更できるようにしたい」
「レイアウトした結果を営業でも使いたい」
など、実際に触ることで具体的な利用方法を考えやすくなります。
「だれでもシミュレータ」では、まず基本的な3Dシミュレーターを試し、そこから自社の商品や用途に合わせた利用方法を検討できます。
まとめ
間取り図や平面図を使った3Dレイアウトシミュレーターは、必ずしも部屋全体を精密な3Dモデルにする必要はありません。
平面図を3D空間の土台として利用し、その上に家具や住宅設備、什器などの商品を配置することで、実際のサイズや位置関係をWeb上で確認できます。
「だれでもシミュレータ」では、
平面図を読み込む
↓
実際のサイズに合わせる
↓
3D平面として配置する
↓
商品を配置する
↓
レイアウトを確認する
という方法で、平面図を使ったレイアウトシミュレーターを構築できます。
まずは一般的なレイアウトシミュレーターを実際に試してみる。
そのうえで、自社の商品や間取り図を使ったシミュレーターを検討する。
必要に応じて、自社の業務や販売方法に合わせた専用システムとして開発する。
このように、段階的に検討することもできます。
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